はいたい!
8月12日(日)、「第3回やんばるの星まつり in 国頭」に参加してきました(^^♪ 前夜は台風14号が通過し、開催?中止?とハラハラしながら連絡を待ちました。イベントは「星まつり」なので夜ですが、強風がおさまらない中「決行」の知らせがあり、夕方4時前に名護を出発。目的地は辺戸岬!私は車で1時間の距離ですが、参加チームのフィリカは北谷町からです。皆さん午後2時に待ち合わせをしていました。
海沿いの国道58号線、出発した時は雲が多かったのですが、徐々に晴れてきましたよ。
晴れてきて少し安心したのですが、岬について安心が急降下!強風が吹いています。いえ!吹き荒れていますヽ(´o`; 駐車場にパーラーがありますが、その屋根の下に居ても風がビュービュー吹いてきます。ウチナーグチだと風(カジ)バーバー!!集まったメンバーさんも、私の顔を見るなり「出演をやめるという選択肢はありますか?」と不安顔です。
建物内は暑い為、玄関先で練習。ここでも多少の風はありましたが、落ち着いて吹くことができました。
そして1時間後、会場に戻りましたが風が弱まる気配は全くありません。むしろ強まっている感じさえします。でもメインは星空を見るイベントなので、星空観察目的の方々は「風があって涼しいね〜」と言った具合で、続々と集まってきます。
ここまできたら、もう演奏するしかありません。今回の演奏の話を繋げて下さったNさんが、風除けの車を舞台の両サイドに置くように主催の方に頼んで下さいました。また通常は立奏ですが、少しでも風の抵抗を受けにくくする為に、座って演奏することになり椅子も用意して頂きました。いつもの屋外演奏用の錘を譜面台の脚元にセットし、黒ファイルも布テープでガシッリと貼り付け、楽譜を入れた透明ファイルも頑丈なクリップで止めました。でもこの準備作業をしている間も風バーバー!自分の体も飛ばされそうになりながらお互いに協力しながら・・・必死の準備です:(;゙゚''ω゚''):
準備中も準備し終えても「やっぱり無理じゃない?」「譜面台の上部がクルクル回ってしまうよ」「落ち着いて演奏できない」「やめましょうよ!」と弱気の発言連発の状態。
その時です!「譜面台を押さえてくれていたら落ち着いて吹けるのにね」どなたかが口にしました。係の方がその言葉に即座に反応して下さり、なんと!助っ人を1人に1人、合計6人用意して下さいましたよヽ(^o^)丿
わかりますか?譜面台の前の黒子さんたち。地元の小中学生です。見にくいので、ちょっと明るさ調整をした写真がこちら↓↓
「足がつりそう・・・」と言いながら15分間譜面台を支えてくれました。おかげで落ち着いて演奏でき、実力を発揮することができましたー(*^^)v
演奏曲:見上げてごらん夜の星を・夜明けのスキャット・365日の紙飛行機
365日の紙飛行機は手拍子もおこり、聴いて下さった皆さんに楽しんで頂けたようです。それにしても、吹いている目の前に子どもたちの顔があるというのは、オカリナ歴が長いフィリカメンバーですが、もちろん初体験。こんな強風の中での演奏も初体験。 とても過酷な(?)状況下での演奏でしたが、とても心に残る印象深いイベント出演となりました。
演奏後、パーラーの屋根下で記念撮影。髪が乱れている様子で強風が伝わるかと思います。演奏前は弱気だった皆さんも、演奏後は「やって良かった~」「良い思い出になったね~」「辺戸岬まで来た甲斐があったわね~」と満足した結果となりました。フィリカさん、遠方から本当にお疲れ様でした!!
また満天の星空も最高でした!この後パーラーの電灯も自販機の電灯も消され、真っ暗な中で星空観賞会。星空案内人の方が、光が長く伸びるライトを使って星の解説をし、来場者の皆さんはシートに寝転がって空を見上げていましたよ。
最後になりましたが、国頭村企画商工観光課の大城様をはじめ、職員の皆様、今回も大変お世話になり有難うございました。暗い中での演奏ということで譜面ライトも準備して下さり、その場その場での車や椅子も急遽対応して下さり、本当に助かりました。有難うございました<m(__)m> そして譜面台を支えてくれた皆さん!ご協力有難うございました(≧▽≦)