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玉辻山

 はいたい!
3月に入り1週間、皆さんどのようにお過ごしでしょうか?新型コロナウィルス感染拡大防止のためオカリナは休講していますので、私も外出を控えオカリナをいつも以上に練習しています。でもやはり家にいるだけでは体に良くないですよね。そこで!行って来ました「玉辻山(たまちぢやま)」。東村と大宜味村の境にある山で、標高は289mです。

ネット情報で下調べをしたので、福地ダムの辺りから入る、無線反射板がある、往復3時間ほど、分岐が多い、土が滑りやすい、マングースの捕獲網や罠がある等々、写真と文章を便りに特に問題なく行って帰ってこれました。

ネット情報、本当に助かります。滑りやすいのも慎重に歩けば大丈夫でした。段差の水たまりににはイモリが住んでいましたよ。枯草にはイボイモリもノソノソ歩いていました。「ホーホケキョ!ケキョケキョ!」ウグイスの鳴き声にも癒されます。「コツコツコツ!」木をつつく音も聞こえてきました。キツツキ?ということはノグチゲラでしょうか!?音はすれど姿は見えず・・・。また、目の前に巨大な蜘蛛が現れてギョッとしましたが、蜘蛛が大きな巣を作ってとおせんぼ状態でした。下の写真のような細い竹がたくさん生えていて枯れた竹も落ちていたので、それを持って払いながら歩けばギョッとせずに済んだなぁと後から思ったり・・・自然の中では感受性が豊かになりますね。

滑りやすいので足元を見ていると、フワフワの草だったり赤い花?苔?だったり、地味ですが可愛らしい植物が目に止まります。

 

景色も、眼下に福地ダムが見えたり目指す玉辻山が見えたり、見晴らしが良い場所が所々あり、空気と共に気持ちいい~です(*^^*)

分岐がたくさんあると書かれていましたが、足場が踏みならされた方(基本的には右へ右へ)右の道を選んで進めば大丈夫でした。「沖縄森林管理署」と書かれた棒も目印になります。上りではなく下りが続き少し不安になった場所には「正」の字が木に書かれていました。

そしてスタートして45分ほど過ぎ「森林浴気持ちいいなぁ(*^^*)」と、木立の中を進んでいた時です。突然10mほど先で黒い巨大な物体が「ガサガサガサーーー」と動き斜面を駆け下りていきました。「クマ!?(@_@;)!! いやいや沖縄にはクマはいなでしょう!きっとイノシシだ~」と自問自答しながら硬直(・_・;) 下の方から「グゥーグゥー」という低い息づかいが聞こえてきます。イノシシが居たらしき場所は掘り起こした跡があり、お食事中だったのかもしれません。「生活圏を脅かしてごめんなさーい!」と慌てて、でもソーーッとその場を立ち去りました。

 

 

その後ほどなく「⇐玉辻山」という目印があり、斜面を登って行きます。

 

 

山頂、到着~~~(^○^) 

1時間ちょいで着きました。5~6人で満員のスペースです。誰もいないので、木の枝に落ちないように携帯をのせて自撮り(;^ω^)

 

眺めは最高です!やんばるの山々、ポコポコした丸っこい山々が可愛らしいです。沖縄県で一番高い山の与那覇岳(左奥)や、福地ダム(ふくじダム)の福上湖(ふくがみこ)が見えます。

 

海岸線沿いは、東村(ひがしそん)、大保ダム(たいほダム)が見渡せます。自分の足で登ったからこそ!の感動です。 

 

新芽が赤やオレンジの木々、白い花も咲いていましたが名前は分からず、まぁ調べたところで右から左へ忘れるので、あえて調べません~(^^;)

帰りは6人の親子連れに会いました。子どもたちも休校で外出もままならず大変かと思いますが、こういう場所なら外出も大丈夫ですね。福地ダムに来る手前の「つつじエコパーク」、例年であれば「東村つつじ祭り」で賑わっているのですが閉園していました。ダムの資料館も閉館中。複雑な思いも交差するトレッキングとなりましたが、皆さんも健康に気を使いつつストレスをためないようにお過ごしくださいね!