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ハンタ道〜今帰仁城址の桜①

 はいたい!
現在休講中ですが、個別で生徒さんにお会いする用事があり、今帰仁村に行きました。この時期、今帰仁村と言えば今帰仁城跡の寒緋桜です。せっかくなので今帰仁城跡まで足を延ばしてみました😃

 

生徒さんにお会いしたのは「今泊」という地域です。城の麓の地域なので、散歩がてら城跡まで歩いて行ってみることにしました。舗装された道を歩けば15分ほどですが、「散策道と親川」という看板を見つけたので散策道「ハンタ道」を行ってみます!

案内板、沖縄移住者の私には分からない言葉だらけです😅 ネットで調べると、

「ハンタ=端、端っこ」「グスク=城」「ハーウガミ=泉拝み」「ヌブイ=のぼり(今帰仁ヌブイは聖地巡礼コース)」「ウブガー=産川・産水」「ナートゥガー=港川」だそうです。

湧水の親川(エーガー)、澄んだ水でした。現在でも農業用として利用されているそうです。

 

「ハンタ道」は山道で岩もゴロゴロしています。ヒールの無いブーツを履いていましたが、運動靴を履いて来れば良かったなぁ・・・と思いつつ前進。

数分登ると、草刈機を持った5名の方々に出会いました。「お嬢さんが来ると思って、草を刈って道を整備しておいたからね~(笑)」と冗談を!私も笑顔で(マスクしているので笑顔がどれほど伝わったか不明ですが)「ありがとうございまーす😆」と「お嬢さん」を遠慮なく受け入れ返事しておきました。皆さん城跡のボランティアガイドをされているそうで、どうりで冗談もサラッと出てくる訳です。そして「向こうにガジュマル広場があるから見てくるといいいよ。ガジュマルしかないけどね~」とのこと。

 

そこから歩いて数分、大きな大きな!ガジュマルの木が見えてきました😳

岩にしっかりと根を張り、枝を広げたその大きさは、名護のヒンプンガジュマルの比ではありません!巨木に圧倒され思わずウートートー🙏してしまいました。霊感の無い私でも周囲の空気感が変わり、パワースポット✨であることを感じたのですが、気のせいでしょうか?

案内板はありません。地元の方しか知らない内緒の場所!ガイドの方にお会いしなければ通過していました。ラッキーでした~☆

これもガイドの方が教えてくださったのですが、この辺りは2百万年ほど前の石灰岩と2億3千年前の岩が混じりあっているそうです。確かに見た目でも珊瑚から出来た穴の開いた石灰岩と、しっかりとした岩盤が割れた岩の区別が出来ました。

 

 

⇩道を塞いでいる根っこ。「板根」と言えば「サキシマスオウノキ」が有名ですが、これはサキシマスオウノキではないですね。何の木か分かりませんが、乗り越えて通過。

 

 

 

「ムーミン!?」と見間違えたのは私だけではないと思います😅 「ミームン=見るもの、新しいもの」の意味で、物見台または出城だと考えられているそうです。

 

 

ミームン、確かに眺めがいいですね👍

 

 

「火の神」ヒヌカン、現代の沖縄でも台所にヒヌカンを祀っているお宅が多いですよね。お水を毎日かえる、塩を盛る、旧暦1日・15日に盃に泡盛を入れる等々、仏壇に加えこういった風習を守っていくのは大変な事だと思います。

 

 

 

「このー木なんの木、気になる木🌳♬」と歌いたくなりますが、これは数本の木が植えられているのが一本の木に見えますね。確かここも拝所だったと思います。

 

 

そして、城跡の石積みが見えてきました。ここまで来るのに丁度30分。写真を撮りながら観察しながら、案内板を読みながらのんびり登ってきましたが、舗装道路ではなく自然の中を歩けて気持ち良かったです🌴

肝心な桜🌸?もちろん見てきました!写真も撮りました!

が、長くなりましたので、また次回お伝えします~😆