はいたい!
「第33回高志保まつり」に初参加してきました。高志保公民館を練習場所としてお借りするようになったのはコロナ禍の2020年からです。練習を重ねているオカリナ「紅」さんを見て、区長さんが「出演しませんか?」とお声掛けしてくださいました。

10月18日(土)17時30分、会場には屋台のテントが並び、提灯が飾られお祭りムード満点です。舞台のスタートは18時からですが、既に飲み食いしてユンタクを楽しんでいる皆さんも多数。可愛い浴衣姿のお子さんを連れた家族も続々と集まってきていました。

いつもの練習場所のホールには入賞した農産物や手作り作品が並べられ、地域全体で個々を応援する優しい気持ちが伝わってきます。

18時、お祭りは区長さんの挨拶からスタートし、子どもエイサーへと続きます。写真は舞台袖からカシャリ。表へ回って撮れば良かったのですが、自分たちの準備や練習があるため後ろや横から失礼しました。

今回は紅さんだけではなく、阪中先生のクラス「ブルースカイ」Oさんも出演です。実はOさんはこの公民館事務所の職員さんなんです。隔週金曜日にオカリナの音色を聴いて「私も吹いてみたい」と思ってくださり、日中はお仕事があるため、夜クラスの「ブルースカイ」さんに入会して半年。あれよあれよと言う間に上達し、3ヶ月で初舞台を踏み今日に至ります。

Oさんはお祭りの司会進行もあり大忙しでしたが、合間を縫って直前練習を行いました。また、紅さんは屋外演奏が久しぶり、もしくは初経験の方も複数いて、譜面台が倒れないようにする錘、楽譜が飛ばないようにするシートを準備して心配しましたが、さほど風はなく錘もシートも無用の長物となりました。
さて、予定よりも10分ほど早く19時過ぎに舞台に立った私たち。音響担当さんはお一人だったので、マイクを立ててマイクスイッチを入れ、マイクの音量調整をして、伴奏CDをかけて、さらに音量調整を行う、という一連の作業が大変だったかと思います。

でも、とっても優しい表情で、慌てずその一連の作業を進めていらっしゃいました。区長さんもOさんも「時間の余裕があるから大丈夫」と何度も仰っていて、観客の皆さんからも「ゆっくりでいいさぁ〜」という雰囲気が伝わってきて、おかげで私たちも慌てることなく、演奏がスタートしてからも落ち着いて吹くことが出来ました。

少しだけ風がありましたが、クリップで留めた程度の楽譜でも紙がめくれることもなく「エーデルワイス」演奏終了。
続いて「瀬戸の花嫁」です。すると両手に何かを持った男性が指揮棒を振るように?いや、踊っているように?曲に合わせて手を振りつつ舞台に近づいてきました。私は頭の中では「何々?両手におでんを持ってる?」と?マークがいっぱい。

おでんを舞台上にホイッと投げ入れた男性は、踊りながらまた席に戻って行きました。今までも舞台の前に来て踊る方はいらっしゃり「アルコールが入っていて楽しそうで何より」と、こちらも微笑ましく楽しい気持ちになりましたが、今回の投げ入れは初経験です。そして、おでんの正体は割り箸に挟んだお札でした。そう、おひねりです。この後にももう一人、ポチ袋を舞台に置いてくださった方がいらっしゃいます。皆様、ありがとうございます。いただいた物は今後の練習場所代として使わせていただき、さらに上達するために練習に励みたいと思います。
最後は「安里屋ユンタ」。手拍子して会場を盛り上げます。観客の皆さんも手拍子・指笛、そして拍手をありがとうございました。

紅さん、Oさん、お疲れ様でした。Oさんのご家族にも写真や動画を撮っていただきお世話になりました。ありがとうございました。

区長さんを始め区民の皆様、大変お世話になりありがとうございました。「高志保まつり」初参加で、地域の皆さんに「オカリナ紅」の存在を知っていただけたことを嬉しく思います。きれいな響きを引き出してくださった音響担当さんにも感謝です。本当にありがとうございました。